ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

私は若輩ですから・・

 

f:id:pypyhiyoko:20211124211601j:plain

 

やっと、今日からエレミヤ書に入ります。

預言者エレミヤは涙の人と呼ばれていますが、その涙の元はどこから来るのでしょう?

 

f:id:pypyhiyoko:20211124211656j:plain

南ユダのアハズ王の時、スリヤ人、北イスラエルエドム人ペリシテ人などがエルサレムを攻めました。

王は恐れてアッシリヤに助けを求めました。アッシリヤは北イスラエルに進軍しました。それだけにとどまらずアハズ王をも悩ましました。

アハズ王の悩みは増々募り、あろうことか偶像礼拝にのめり込んで行きました。

f:id:pypyhiyoko:20211124211731j:plain

その息子ヒゼキヤ王は宗教改革を実行し、「過ぎ越しの祭り」をした良い王様でしたが、その後を継いだマナセ王は父の業績を踏みにじり、祖父アハズ王の道に逆戻りしました。マナセの子アモン王も悪政を続けました。

そんな絶望的な中、八歳で王位に就いたのがアモン王の子ヨシヤです。

その頃になるとアッシリヤの力も弱まり、ユダ王国も一息つくことが出来ました。ヨシヤ王在位18年目、宗教改革も順調に進みました。

そんなある日、エジプト軍がバビロンと戦うため、ユフラテ川のカルケミシに向かって北上して来ました。それを阻止するため、ヨシヤ王は出て行って戦死しました。とっても惜しい王様でした。

 

f:id:pypyhiyoko:20211124211818j:plain

 

エレミヤは、ベニヤミン族の地アナトテの祭司ヒルキヤの子として育ちましたから、民の不信仰は身に染みて分かっていたことでしょう。

彼が神様から預言者になるべく、お言葉をいただいたのはこのヨシヤ王在位第13年目の時でした。

この時から預言者エレミヤの40年間にわたる活動が始まりました。

 

f:id:pypyhiyoko:20211124211936j:plain

「私は若くて語るべき言葉を知りません」

と臆するエレミヤに神様はおっしゃいました。

「お前が生まれる前からの計画だ。語るべき言葉は私が授ける」

そうおっしゃると、まぶしい光の中から神様の御腕が渦を巻いて伸び、エレミヤの唇に触れました。その激しい衝撃に耐えきれず、あおむけに倒れたエレミヤ。

f:id:pypyhiyoko:20211124212026j:plain

その彼に、神様は煮えたつ大鍋とあめんどうの鞭を幻の中で見せ、災いは北から来るとも告げました。

f:id:pypyhiyoko:20211124214041j:plain

神様はユダの偶像礼拝の罪に怒っておられ、北の軍勢を用意なさったのです。

北の軍勢とは、アッシリヤの力を砕き、カルケミシュの戦いでエジプトを追い返したバビロンのことです。

f:id:pypyhiyoko:20211124212051j:plain

その昔、出エジプトの指導者モーセ

「口下手だから無理」

と言って神を怒らせましたが、兄で祭司であるアロンの口を通して語りました。

 

預言者イザヤは

「私の唇は汚れている」

と言って、燃える炭火で唇を清めてもらいました。

 

エレミヤは

「私は若くて語るべき言葉を知りません」

と言うと、神様がその唇に触れられ、語るべき言葉を授けられました。

f:id:pypyhiyoko:20211124215154j:plain

さあ、立って身支度を整え、私の授けた言葉を語るのだ

 

f:id:pypyhiyoko:20211125122100j:plain

エレミヤがんばれ!!