ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

職場放棄か?

エレミヤは叫んだ。

f:id:pypyhiyoko:20220211222104j:plain

「神様は言われる。

敵が攻めて来て歴代のユダの王墓と、指導者、祭司、預言者、それに民の墓を暴くぞ。そこから取り出された骨は、無雑作にばらまかれるだろう。そして、その骨を拾う者はいない。

辛うじて生き延びた者も、死を切望するような苦しみが待っているだけだ。

f:id:pypyhiyoko:20220211221301j:plain

人は間違いに気付いたら、それを訂正しないだろうか?

皆の衆よ、

神様の警告が聞こえないのか?聞こえても、間違いを正そうとは思わないのか?

お前たちは戦場に駆り出された馬のようではないか。まっしぐらに罪の道を驀進しているのだぞ!

そうだ、間違った教えでお前たちを惑わし、先導する教師どもの罪は重い。

彼らは遠い異国に流され、恥を見るのだ」

f:id:pypyhiyoko:20220211221323j:plain

エレミヤの言葉に民は震えて言った。

「神様は何処におられるのですか?

私たちを置き去りにされるのですか?」

エレミヤは言った。

「残念だ!刈り入れの時はすでに過ぎたのだ」

f:id:pypyhiyoko:20220211221404j:plain

エレミヤはやり切れない思いでその場を立ち去った。

胸を打ち叩きながら、彼は歩いた。歩きながら、彼はつぶやいた。

「ああ、私の目が涙の泉であればよかったのだ。

そうすれば殺された同胞のために、昼となく夜となく、永遠にすすり泣くことが出来るのになぁ。

ああそうだ。

f:id:pypyhiyoko:20220211221348j:plain

どこか遠くの知らない土地へ行って、何もかも忘れたい。そうだ砂漠のど真ん中に掘立小屋を建て、そこに住めたら、どんなに気が楽だろう。。。」

 

思わず職場放棄を思ってしまうエレミヤでした。