2010-01-01から1年間の記事一覧
アカンの妻の目の前で 美しいのバビロンン産の外套が掘りだされた。 それは汚れないように壷に入れてありました。 兵士がそれを取り出して、彼女の前でひらひらさせ 「お前はこれを知っていたな」 と意味ありげな目で彼女を見ました。 それは彼女にとって初…
詩篇55篇よりわたしをののしる者は敵ではありません。 もしそうであるならば忍ぶことができます。 わたしにむかって高ぶる者はあだではありません。 もしそうであるならば身を隠して 彼を避けることができます。 しかしそれは・・わたしと同じ者 わたしの…
朝早く、ヨシュアの前に集められたイスラエルの男たちは、 部族ごとに並んでいた。 ユダを先祖とする部族、 イッサカルを先祖とする部族、 ゼブルンを先祖とする部族、 ルベンを先祖とする部族、 シメオンを先祖とする部族、 ガドを先祖とする部族、 エフラ…
詩篇54篇より見よ、神はわが助けぬし、 主はわがいのちを守られるかたです。 口語訳 ( ゚^∀^゚)σ みよ 神はわれをたすくるものなり 主はわがたましひを保つものとともに在(いま)せり 文語訳
数日前から、 彼女はこんな情景が来るような気がして眠れなかった・・ そして今日、 男たちが出かけた後の間の抜けたようなテントに ドカドカと、兵隊が詰め掛けてきた。 (゚Д゚|||) il 夫は勇敢な兵士だった。 それは、彼女の誇りであり 父を見つめる子どもたち…
詩篇35篇より どうか、シオンからイスラエルの救いが出るように。 神がその民の繁栄を回復される時 ヤコブは喜び、 イスラエルは楽しむであろう。 口語訳(v^ー°)願はくはシオンよりイスラエルの救のいでんことを 神その民のとらはれたるを返したまふとき …
エリコ陥落の勝利にイスラエルの人たちは沸いていた。 約束を守ってくれた二人の青年はあれから 定期的に必需品を運んできてくれる。 彼らの言葉や態度に、勝利の自信が見て取れる。 回を重ねるごとに、お互いの心もほぐれ 宿営内の出来事や、自分たちのこと…
詩篇52篇より ・・・ この私は神の家にある おい茂るオリーブの木のようだ。 私は、世々限りなく 神の恵みに拠り頼む。 新改訳(* ^ー゚)ノ ・・・ われは神の家にある あをき橄纜(かんらん)の樹のごとし 我はいやとほながに 神のあはれみに依頼(よりたの)ま…
「やっぱり今日はおかしいよ、朝からこれで7回目だよ。 一体、何時までこんなことが続くのだい」 ラハブの母は大きく手を振り動かしながら、イライラした口調で言った。すでに太陽は大きく傾き、西の一角を目指している。 「そろそろ戻ってくる頃でしょ。 …
詩篇51篇よりあなたの救いの喜びをわたしに返し 自由の霊をもって わたしをささえてください。 そうすればわたしは、 とがを犯した者に あなたの道を教え 罪びとはあなたに帰ってくるでしょう。 口語訳 v(。・ω・。) なんぢの救のよろこびを我にかへし 自由の…
ラハブは勢いよく寝床から飛び起きた。 六日前から続く行列は 七日目の今日も続いているようだった。 窓の隙間から漏れる光はまだ弱々しく 部屋のあちこちに夜のかけらが転がっていたが 外では角笛が鳴り響いていたからだ。 細めに開けた窓から覗くと 武具に…
詩篇51篇より 神の受けられるいけにえは 砕けた魂です。 神よ、 あなたは砕けた悔いた心を軽しめられません。 口語訳(。┰ω┰。) 神のもとめたまう祭物(そなえもの)は くだけたる靈魂なり 神よ なんじは碎けたる侮くいしこころを藐(かろ)しめたまふまじ。 文…
エリコの町は静まり返っていた。 そして、ただ一点、北東の地平線に目を凝らした。 見張りの兵が小刻みにドラを鳴らした。 きた!!来たぞ〜!! 巻き起こる土煙の中に恐れるものが進んできた。 * 城を攻める場合、やぐらを組んで攻める直接的なものと 遠巻…
51:ああ神よ、わがために 詩篇51篇よりかみよ わたしのために清い心をつくり わたしのうちに 新しい、正しい霊を与えてください。 口語訳 (´;д;`) ああ神よ わがために清心(きよきこころ)をつくり わが衷(うち)に なおき霊をあらたにおこしたまえ。 …
とんとん、とんとん・・・ 何時になく忙しなく叩かれるドア。 ラハブはドキドキする胸を押さえて近づいた。覗き穴から外を見て、急いでドアを開けた。母が立っていた。母親は吸い込まれるように部屋に入ると被り物をはずし はあはあと、肩で荒い息をした。ラ…
詩篇51篇より汚れをきよめる血を振りかけてください。 再び身も心もきれいになれるように、 私を洗ってください。 雪よりも白くなりたいのです。 罰は受けます。 でもそののち、喜びを取り戻させてください。 リビングバイブル (/ω\*) なんじヒソプをもて…
スパイをかくまったあの日から、ラハブは落ち着かなかった。 以来、イスラエルのスパイが捕まったという話は耳に入ってこない。 降った雨が、彼らの足跡を消してくれたのだろう・・心配そうに訪ねてくる母と、そんなことを話し 近所に住んでいる親戚に もし…
詩篇51篇より 神よ、あなたのいつくしみによって わたしをあわれみ あなたの豊なあわれみによって わたしのもろもろのとがをぬぐい去ってください。 口語訳 (´;д;`) ああ神よ ねがはくはなんぢの仁慈(いつくしみ)によりて 我をあわれみ なんじの憐憫(あ…
およそ4万の武装した兵士たちに導かれて イスラエルの民はすすみます。こうしてこの日は、エリコの東方にあるギルガルに野営しました。 それは正月の10日のことでした。あの川床から持ち運んだ12の石は記念として置かれました。 子どもたちが「この石は…
詩篇50篇より感謝のいけにえをささげる者は わたしをあがめる。 自分のおこないを慎む者には わたしは神の救いを示す。 口語訳(v^ー°) 感謝のそなえものを獻(ささ)ぐるものは 我をあがむ。 おのれの行おこないをつつしむ者には われ神の救いをあたえん。 …
ヨシュアはヨルダン川の岸辺に立った・・ 上流で降った雨のせいか、その日の水は岸一面に溢れ流れていた。 土手の雑草が半ば水に沈み、わさわさと見え隠れして、川下に引っ張られている。空は雲が重く垂れ込め、今にも雨が落ちてきそうだ。ヨシュアは12部族…
詩篇50篇より悩みの日にわたしを呼べ わたしはあなたを助け あなたはわたしをあがめるであろう。 口語訳p(≧□≦)q なやみの日にわれをよべ 我なんぢを援(たす)けん 而(しか)してなんぢ 我をあがむべし 文語訳
朝駆けに出かけた弟の 背を見つめるふきは24。 父は天守閣の修理の折 怪我をし それが元で お城づとめが出来なくなった。 母が風邪をこじらせ 呆気無く死んだ 半年後のこと。 それは弟8歳、ふき17歳の時だった。 公傷の扱いをうけ、 お扶持は減らされた…
昨夜遅く二人のスパイが戻ってきた。報告によれば エリコは二重の城壁に囲まれ 一部の者はその城壁に板を渡して 家を建てて住んでいるという。 監視の目も行き届いていて よそ者はすぐにチェックされる。 「しかし、彼らは我々を恐れています。 あの地は必ず…
詩篇50篇より私があなたを責めるのは あなたのいけにえのゆえではない。 あなたの燔祭(はんさい)は いつもわたしの前にある。 ・・ 感謝のいけにえを神にささげよ。 あなたの誓いをいと高き者に果せ。 口語訳 (怒`・ω・´) わがなんじを責むるは 祭物(そな…
「渡し場を押さえるんだ! まだそんなに遠くには行くまい お前たちはそっちの道を 俺たちはこの近道を行く 男二人だ。 いやばらばらになっているかもしれない とにかく急げ!!」茂みに隠れるスパイのすぐ傍を バタバタとエリコの兵隊がとうり過ぎていった。…
吉岡道場との試合を控えて、不覚にも古釘で足を傷つけた武蔵。 膨れ騰がった足を引きずり京を目指しながら、彼は悩んでいた。 絶対に勝つという心の備えができていなかったのだ。 自分はまだまだ未熟だ。 兵法者として天寿を全うするまで勝ち抜くことが大切…
詩篇49篇より 人が富を得るときも その家の栄が増し加わるときも 恐れてはならない。 彼が死ぬ時は何ひとつ携え行くことができず その栄も彼に従って下って行くことはないからである。 口語訳 (´Д`)=3 人のとみてその家のさかえくわわらんとき 汝おそ…
ラハブは乱れた髪を手櫛でたくし上げると、くるくると手早くまとめ 母が継ぎ足してくれたお茶を口に含んだ。程よく冷めたお茶の優しい香りが鼻腔に上り 彼女はひびが入って茶渋に染まったコップを両手で包み 伝わってくる柔らかなぬくもりをゆっくりと味わっ…
詩篇49篇よりもろもろの民よ、これを聞け すべて世に住む者よ、耳を傾けよ。 低きも高きも、富めるも貧しきも、共に耳を傾けよ。 わが口は知恵を語り、わが心は知識を思う。 口語訳゛;`;・(゜ε゜ ) もろもろの民よきけ 賤しきも貴きも 富めるも貧しきも す…