ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

約束は守る

ガク!

大きく傾いた体を右足がぐっと支えて私は驚いて目を覚ました。唇がしっとりと濡れている。思わずぬぐった手の甲には、静脈がやけに自己主張している。

どうも最近、うたた寝が増えたようだ。

書物に目を通しているはずが、時折ハットすることがあるのだ。

ピーピーと鳥の声が姦しい。



そんなある日のことだった。朝食をすませた後、窓際の椅子に腰かけて遠くの小高い丘を、私は眺めていた。

空気が微かに流れていて、何やらかぐわしい香りを運んでくる。はて?これは??

すると目の前がキラキラと輝きだし、泉のように溢れたそれは私の足元まで流れて来た。

あたたかな優しい光だな。そう思っていると、ゆるゆると私の体は包まれていった。乾いた肌は潤って、こわばったからだがゆっくりと解きほぐされてゆく。内なる臓器も整えられてゆく。胃の腑に溜まった澱んだ空気の塊が、軽く閉じた唇を押しのけて、ヒューと小さくも鋭い音を立てて出て行った。

その時だった。神様のお言葉が飛び込んできたのは。

 

「エレミヤよ。わたしがあなたに語ったこと全てを記録に残すのだ」

その言葉を聞いたとき18代エホヤキム王様のことを思い出した。

あれは在位4年目の時だった。あの時も『記録せよ』とおしゃった。

それで書記バルクと共に一年かけてまとめ上げた。私はバルクを断食の時期に宮に行かせ、人々の前でその巻物を読むように頼んだ。

 

帰って来たバルクから聞くところによると、

王の書記官ゲマルヤの子ミカヤをはじめ首長たちはその内容に驚き、主を恐れたそうだ。

バルクはミカヤから「身を隠せ。捕まるな」と助言を受けた。それで急いで帰って来たと、少し青い顔をして私に伝えた。

 

後日談によると、巻物は王様の所に運ばれ、朗読されたらしい。王様は暖炉の傍らにいて、内容に怒った王様は、読み進むたびに巻物をナイフで切って燃やしたとか。すべて焼き尽くして、王様も取り巻きも笑って主を畏れなかったとか。

私とバルクはあの巻物をすぐ再現させた。そこには新しい言葉も付加した。

 

あの時、神様はバルクの労をねぎらって「わたしはあなたの命を戦勝品としてあなたに与える」とおっしゃられた。バルクは今も私の右腕だ」

 

そして今再び神様は言われた。

「わたしが選んだ民イスラエルとユダは、わたしが先祖と約束したこの地に再び帰って来る。

その前に

今まで体験したこともない艱難が、選民を苦しめた国々とイスラエルとユダに襲い掛かる。しかし選民は恐れるな。

わたしが天の軍勢を送って救い出す。

その代わり、お前たちを苦しめた国々には猛烈なつむじ風を送って、完膚なきまでにたたきのめす。

今は分からないだろう。

しかし、そのことが起こった後に、わたしの計画だったと知るようになる。

さあ、そのためにも、わたしが伝えた言葉を書いて残すのだ。

その艱難の後、イスラエルの全ての民はわたしを神と認めるだろう。

出エジプトのあの時から、わたしは永遠の愛をもってお前たちを愛してきた。

なぜかって?

わたしはイスラエルに誓ったのだ。

「乳と蜜の流れる地へ導くと。

砂漠の砂や空の星のように民は増え広がり、繫栄すると」

だから見知らぬ地に振り分けられた、わたしの民を、配達人が「取り扱い注意」の赤札がついた箱を丁寧に運ぶように、隅々にまで気を配って約束の地に再び連れ戻す。

それからわたしは『新しい契約』を交わす。

昔、契約の言葉はモーセに持たせた石板に刻んだ。しかしそれはすぐ民に反故にされた。契約違反だ。そのため、彼らは受ける必要のない試練を受けたのだ。

 

わたしは『新しい契約』を用意しよう。その契約は言葉によらず、彼らの心に直接刻みつける。そして彼らは、わたしの国民となるのだ。彼らの罪をわたしは赦して忘れよう。

 

「新しい契約」それを解くカギは「新約聖書」のなか。

🐤の読書速度遅すぎ!!ヨタヨタです。

神様の言葉は続きます。

「宇宙のすみずみまで正確に測られ、地中深くに沈めてある基盤が露わにならない限り、罪を犯したからと言って、わたしは彼らを見捨てない。

しかし自然界の法則が崩された時、わたしはイスラエルを見捨てる」

 

オヨヨオ! そ、それって、

地球を見捨てるってことでないの??

いえ、

地中深くに沈めてある基盤が露わにならない限り」

「自然界の法則が壊されない限り」

そんなことが起こりようが無いように、

絶対にイスラエルを見捨てないってことでしょうね。

 

とはいえ、今の自然界は悲鳴を上げてる!!Σ(・□・;)ピョー!!

ほんと、戦争なんかして地球の資源を無駄にしていていいのかな・・・