ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

ダビデ怒る!

ヨナタンそっくりの息子メピボセテ*1に会え、親友との約束を何とか果たしたダビデは、心にゆとりが生まれました。 そんなおり、アンモン人ナハシ王の訃報が飛び込んできました。 ダビデは彼との交流を思い出し、息子ハヌンに慰めの言葉をかけようと使者を派…

わがうちに憂慮(おもひわづらひ)のみつる時

詩篇94篇より 神さま、何もかも信じられなくなって動揺している時 どうか私の気持を静め、新しい希望を与え 快活さを取り戻させてください。 リビングバイブル訳 わがうちに憂慮(おもひわづらひ)のみつる時 なんぢの安慰(なぐさめ)わがたましひを喜ばせたま…

ヨナタンの遺児、王宮へ

ヂバは恐ろしさに胸が押しつぶれそうだった。サウル家が滅びてから、 息を潜めてひっそりと、生き延びてきたというのに、ダビデの家来に見つけられてしまったからだ。彼らのヂバに対する扱い方は丁寧で、それもまたヂバに大きな不安を与えた。その上、宮殿の…

されどわがあしすべりぬといひしとき

詩篇94篇より だれが、盾となって私を悪者から守ってくれるでしょう。 もし神さまの助けの手が差し伸べられなかったら、 私は今ごろ死んでいたことでしょう。 「ああ神さま、足もとがすべります!」と大声を出した時、 神さまは救い上げてくださったのでし…

神さましかおられません

『あなたは私たちを拒まれ、私たちを破り怒って、私たちから顔をそむけられるのですか』外敵に次々勝利していった無敵のダビデでしたが、忘れられない戦もありました。、上の詩はそのときのダビデの苦悩を表した言葉の一部です。 それはダビデが北の方で敵と…

さいはひなるかな

詩篇94篇より 主よ。 なんと幸いなことでしょう。 あなたに、戒められ、 あなたのみおしえを教えられる、その人は。 新改訳 ヤハよ なんぢの懲しめたまふ人 なんぢの法(のり)ををしへらるる人はさいはひなるかな 文語訳

人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか。

「どうぞ、あなたのお考えのままになさってください」ナタンがそういったとき、ダビデの顔は喜びに包まれた。 ダビデが嬉々として語った神殿建築の構想は、素晴らしいものだった。宿敵、ペリシテ、モアブ、シリヤ、エドム、アンモン、アマレクを倒し、ある民…

93:なんぢの證詞(あかし)はいとかたし

詩篇93篇より あなたのみことばは確かです。 主よ。 清さは、とこしえに、あなたの家を飾ります。 現代訳 なんぢの證詞(あかし)はいとかたし エホバよ 聖潔(きよき)はなんぢの家にとこしへまでも適應(ふさはしき)なり 文語訳

神の箱は天幕の中

神の箱が、特別にしつらえた天幕に置かれると ダビデは燔祭*1と酬恩祭*2を捧げて民を祝福し,イスラエルの全民衆に、パン菓子一つ、肉一切れ、干し葡萄一房を配った。大盤振る舞いのダビデ王様。集まった人々は上機嫌で帰っていった。 ダビデも上機嫌だった。…

92:義(ただし)きものは

正しいものはなつめやしの木のように栄え レバノンの香柏のように育ちます。 彼らは主の家に植えられ われらの神の大庭に栄えます。 彼らは年老いてなお実を結び いつも生気に満ち、青々として 主の正しいことを示すでしょう。 主はわが岩です。 口語訳 義(…

破ってはならないものは・・

「わあ〜ぃ!行列が近づいて来たよ。 きらきら光ってらぁ。 箱の上で天使が翼を広げてるよ。 凄いなぁ。僕、こんなの見たことないよ。」まぶしいのぉ・・すべて金で出来ているからのぉ。 あの箱には、わしらの歴史が入っておるのじゃよ。 ほれ、坊主いってみ…

92:汝わが角をたかくあげて

詩篇92篇よりあなたは私の角を 野牛の角のように高く上げ 私に新しい油をそそがれました。 新改訳 汝わが角をたかくあげて 野の牛のつののごとくならしめたまへり 我はあたらしき膏(あぶら)をそそがれたり 文語訳

「神の箱」をエルサレムに!

ダビデたちの作戦は当たった。 まさか水をくみ上げる細い縦穴を登ってこようなどとは 誰も思わなかったからだ。 もちろん一番乗りはヨアブだ。 後にこの功績が認められ、ダビデ軍の総司令官に任じられました。こうしてヨシュアの時代以来、イスラエルの激し…

あしたに汝のいつくしみをあらはし

詩篇92篇主に感謝することは、良いことです。 ・・・ 朝に、あなたの恵みを 夜ごとに、あなたの真実を言い表すことは。 十弦の琴や、六弦の琴 それに立琴によりたえなる調べに合わせて。 新改訳エホバにかんしゃし聖名をほめたたふるは善きかな ・・・ あ…

遷都エルサレム

「新しい都」それを何処にするかは、ダビデの中で何回も練られた懸案だった。彼は王となるべく油を注がれたが、その権力を自分から取りに行くことはなかった。その時が来たら、どのようにするかは考えていた。サウル王に追われていた逃亡生活中も、彼はさま…

千人はなんぢの左にたふれ萬人は

詩篇91篇よりたとい千人はあなたのかたわらに倒れ 万人はあなたの右に倒れても その災いはあなたに近づくことはない。これは主があなたのために天使たちに命じて あなたの歩むすべての道で あなたを守らせられるからである。 口語訳 千人はなんぢの左にた…

3度目の油注ぎを受けて・

ヨアブは気持ちよくヘブロンに戻ってきた。ダビデが言った期間よりもずっと早く仕事を済ませての帰還だ。 その彼に次げる者がいた。「アブネルが来た!」彼はいきり立った。仇と狙う相手が、こともあろうにヘブロンに乗り込んできて、それをダビデが大歓迎で…

かれその翮(はね)をもて

詩篇91篇より主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。 あなたは、その翼の下に身を避ける。 主の真実は、大盾であり、とりでである。 新改訳 かれその翮(はね)をもてなんぢを庇(おほ)ひたまはん なんぢその翼の下にかくれん その眞實(まこと)は盾なり干(…

アブネルの思惑

アブネルの怒りはすぐに収まり、その後の動きは早かった。それは、今まで何度か頭に描いていた事でもあった。ダビデとはサウル時代、共に力を競い合い、お互いに尊敬もし、切磋琢磨した仲だ。 彼だったら、サウル家を絶やすようなことはあるまい。 逃亡生活…

エホバはわが避所(さけどころ)

詩篇91篇より いと高き者のもとにある 隠れ場に住む人、全能者の陰にやどる人は 主に言うであろう、 「わが避け所、わが城、 わが信頼しまつるわが神」と。 口語訳 至上者(いとたかきもの)のもとなる 隠(かく)れたるところにすまふその人は 全能者の蔭(か…

アブネル、激怒!!

サウル父子の悲報に接したダビデは深い悲しみと共に 新しい時代の到来を感じた。 また、周辺諸国との均衡の破れを恐れ、 危機感を募らせた。 それで、ユダの地のどこかの町に上ろうかと 神様にお伺いすると、「ヘブロンへ行け」とのお声。早速ダビデは、一族…

90:願はくはわれらにおのが日をかぞふることををしへて

詩篇90篇より*1神様。 あなたはいついつまでも私たちの住まいです。 大地が造られ、 山が生まれる前から、 あなたは神であられました。 あなたには初めも終わりもないのです。 神様のひと言で、 人は土に帰ります。千年の昔も神様にとっては きのうのこと…

ああ、勇士たちは倒れ・・

「なに、サウル王様の最後を・・」気になっていたイスラエル軍の消息は、唐突に一人の男によってもたらされた。敗走するイスラエルの陣営から逃れてきたという、その男を前にして、ダビデは言葉に詰まった。ずっと、ずっと気になっていたから・・ 高まる感情…

89:エホバよかくて幾何時(いくそのとき)をへたまふや

詩篇89篇より 神様の愛と恵み、それに真実は、 永遠に絶えることがありません。 ・・・・ ああ、神様、 いつまでこんな状態が続くのですか。 いつまで顔をそむけて、 燃えさかる怒りを注がれるのですか。 あなたが人間の一生を、どんなに短く、 また空しい…

これはダビデのぶんどり物だ〜!!

サウル王が倒れた!!その知らせは、谷の向こう側や、ヨルダン川の向こう側にいたイスラエル人を恐れさせた。彼らは我先にと、町を捨てて逃げだした。それを見たペリシテ人は、すぐに、その町に入って住みつきました。。 翌日、 ギルボア山に横たわるサウル…

89:われダビデに爲僞(いつはり)をいはじ

詩篇89篇よりわたしはダビデに偽りを言わない。彼の家系はとこしえに続き 彼の位は太陽のように常にわたしの前にある。 また月のようにとこしえに堅く定められ 大空の続くかぎり堅く立つ。 口語訳 われダビデに爲僞(いつはり)をいはじその裔(すえ)はとこし…

サウル逝く

「もちろんです。 あなたのおっしゃるとおりにいたしましょう」ダビデは絡みつく人々の視線を,、いとも簡単に跳ね除けて 即答した。小さなざわめきがダビデを取り囲んだが、ダビデは気にしなかった。肩透かしをくった者たちは、いまいましげに唇を噛んだ。王…

89:わが眞實(まこと)をおとろへしむることなからん

詩篇89篇よりわたしは彼の家系をとこしえに堅く定め その位を天の日数(ひかず)のようにながらえさせる。 もしその子孫がわがおきてを捨て ・ わが戒めをまもらないならば、 わたしはつえをもって彼らのとがを罰し むちをもって彼らの不義を罰する。しかし…

その地でなければ出来ない何かとは・・

アビシャイは少しばかり納得がいかなかった。 ダビデがサウル王を恐れて 異教のペリシテ人の地に逃れると言ったからだ。つい先日も彼はダビデと共に、サウル王の枕元まで忍び込んでいる。あの時、サウルの命は、槍一突きで彼の手中にあった。それをダビデは…

89:ダビデ我にむかひて

詩篇89篇よりわがまことと、わがいつくしみは彼と共にあり わが名によって彼の角は高くあげられる。わたしは彼の手を海の上におき、 彼の右の手を川の上におく。彼はわたしにむかい 『あなたはわが父、わが神、わが救の岩』 と呼ぶであろう。 口語訳わが眞…